ATSについて

私たちの想い

秋田浅舞漬物職人の
漬物づくりを支える想い。
それは秋田県横手市浅舞地区の
各家庭秘伝の味わいを、
多くの皆様に楽しんでいただくことです。
私たちは、先代が築きあげた
長い歴史の味を守りながら、
より多くの皆様へ大切に
お届けしていきます。

私たちは「漬物づくり」が
大好きな集団です。

漬物づくりってほんとうに奥が深く、
面白いんです。

よく「漬けた数だけ味がある」と
言われていますが、
前回と同じ漬け方をしても、
野菜によって身の質が違い、
塩分の抜け方が異なるので
味が変わってしまうんです。

長年漬物を作り続けていても
「答えがあるようでない」のが
漬物づくりの魅力。

お客さまに漬物の美味しさと
奥深さをお届けするために、
私たちはこれからも
漬物づくりの研究を続けていきます。

これまでの歩み

秋田県横手市浅舞地区の
婦人会からはじまった
当社の
これまでの歩みをご紹介します。

1969

お米が余り出した時代、規格外転作野菜をお金に換えようと思い立ちました。

当時、転作野菜の規格外品は溢れていて、廃棄処分される野菜をただただ『モッタイナイ』と感じていました。もしこれが、『お金になって、お小遣いになれば』そんなことを考えていた仲間は、実はたくさんいて、共同集荷・加工・販売について、浅舞地区婦人会とJA婦人部の有志が共同研究を開始しました。

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1971

始まりは11坪の木造平屋の作業小屋でした。

浅舞地区婦人会とJA婦人部の有志は、それぞれの親会から出資金83万円を得て、延べ床11坪の作業小屋を借り受け『浅舞婦人漬物研究会』を発足させました。始めてから3年間は全く売れず四苦八苦しながら研究会を守りました。周りからの陰口はとても辛かったことを覚えています。

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1974年~1979

無我夢中で取り組んでいたら、売れていました。

ここが本当のターニングポイントだったと思います。『何で売れないの?』の答えが『しょっぱ過ぎるから』に自分たちが気づくまで3年もかかりました。その後、必死の製品改良に取り組んで今の製造方法を確立しました。それでも、全ての製品の根っこは『浅舞地区』に伝わる伝統的な漬物技術です。

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1980

原材料の安定供給に支援の手が差し伸べられました。

旧平鹿町農協様(現JA秋田ふるさと農協)が青果物塩蔵所を新設して、青果物塩蔵物の安定供給に助力下さることになりました。このことが、後の『下漬組合』の発足と3者協力関係(農協・下漬組合・当会)礎になりました。

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1981

一国一城の主になりました。

全てが手狭になりました、そこで「農産物処理加工施設(平屋軽量鉄骨造、延べ床面積311㎡)」を農林水産省補助事業により取得しました。創業から10年目のことでした。

1982

自分たちの名前について、深く考え直しました。

自分たちは『秋田の田舎漬』と呼んでいたブランド名ですが、『商標登録』が必要だと教えていただきました。そこで、急ぎ認可を取得しました。これで、私たちの漬物の名前は『秋田の田舎漬』と答えることができました。

1986

欲しかった、胸に輝く金ボタン。

秋田県観光土産優良推奨品に認定されました。秋田県人のみなさまが県外の方々にお土産として贈答くださる機会が増えて、贈答先の方々から励ましのお言葉をいただくきっかけになりました。

1989

増産体制の基盤が出来ました。

旧平鹿町農協様の下部生産組織として『野菜下漬出荷組合(組合員数250戸)』が設立しました。
 これで、年間100tを超える原材料の需給体制が整いました。

1992

更なる増産体制を整えました。

水田農業確立対策推進事業計画について農林水産省から承認を受け、新工場(第1工場)を取得。全てが手狭になりました、そこで「農産物処理加工施設(平屋軽量鉄骨造、延べ床面積566㎡)」を農林水産省補助事業により取得しました。

2012

食品ですから安全は当然です。

この年、国内で漬物を原因とする食中毒事件がありました。当会は秋田県の指導を受けて『秋田県版HACCP認証』を取得しました。この過程のなかで『HACCP』は認証を受けて終わりでは無く、日常の業務の規範であり、日々実践することだと気づいたとき、全職員の意識改革が必要になりました。

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会歌

作詞 佐藤征子  作曲 斉藤由子

一、
みどりにそびえる我が工場
今日も朝日に輝いて
そよ吹く風もやさしく包む
働く人々皆笑顔
力を合わせて良い味作り
明日の幸せ生む処
浅舞我らの漬物研究会

二、
茜の鳥海仰ぎつつ
あすの光に夢かける
笑顔で迎え笑顔で送る
皆仲良く輪になって
力を合わせて良い基礎作り
未来の望みの湧く処
浅舞我らの漬物研究会
浅舞我らの漬物研究会